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教師のストレス発散法【楽リフレッシュ】
毎日の授業で疲れるだけでなく、大きな行事や式典の緊張感で疲れることもあります。
宿泊行事のときには、日付をまたいで拘束されたり睡眠時間もとれなかったり。ストレス解消も方法を考えなければならなかったりします。
自宅で数人の子どもに、ご飯や風呂やというのでも大変なのに。
それを何百人となると。。
そう。ストレスが極限までたまっていきます。
心には、バランスが必要です。
ぐーっと我慢したり、極度に緊張したり、極端に大きい声を出し続けたりすると。
その分の、疲労回復、心の回復をどこかでとらなければ、バランスが取れなくなってしまいます。
教師に、病気療養者が多いのは、心のバランスがうまく取れず
365日24時間「教師だから」と気張っていたからだと思っています。
人前に立つ、ということは簡単なことではないということ。
心に「鋭いメス」をさすような言葉もときに飛んできます。
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教材研究に疲れた
「教材研究」や、「書類や雑務」に追われた日の癒し。
ポイント
教師は、「頭」が疲れます。
厳密には「脳」ですが。
毎日、いろいろなことを想定し、考えています。
ベテランの先生は、慣れているのでそれほど感じないかも知れませんが。
また、教科によっては「体」の方が使ってる、という人もいるかも知れませんが。
とにかく、頭は使っています。
そんなとき、「チョコレート」一かけらでも、実にほっとします。
ほっとするというか、じわーっと体にしみこんでいくような感じでしょうか。
空腹を満たすためのおやつ、という感覚ではなく、甘いものをほおばると、安心感が少し取り戻せる感覚が近いと思います。
さすがに、職員室でショートケーキを食べるわけには、はばかられるでしょうが。
シュークリームやチョコレートなどは、ささやかな休息に充分なります。
家事育児に疲れた
教師をしながら、家事育児を両立している先生も少なくありません。
とても、慌ただしいと思います。
まして、急な対応などがはいる教師の仕事は、先の時間があまり読めないこともあります。
それでも、決まった時間に家に帰って、家庭の仕事をこなさなければなりません。
また、翌日も早朝から子どもを送り出し、出勤しなければならない。
ハードワークこの上ないです。
そんなハードな日々のリフレッシュに。
ポイント
香り高きものが、おすすめです。
ちょっとの時間に「ハーブティー」を楽しんだり。
>>まずいチャイを”インド風の美味しいチャイ”にする方法 バズ☆ティーチャーズ
他にも、
ロクシタンジャポンのシャンプーや
パクチー風味を楽しんだりしています。
なかには、「香り」があまり好きではない人もいると思います。
そんな人には、温アイマスクや温足シートなど、温まるものがおすすめです。
授業の立ちっぱなしで疲れた
毎日立ちっぱなしで授業をしていると、足が張ってきます。
そんな中に、体育で運動したり、校外へ山登りへ行くこともあったりと。
教師の仕事は、頭半分、体半分ということも少なくありません。
そんな体の疲れには、
ポイント
リラクゼーションのマッサージや、接骨院など、直接ほぐしてくれる所がおすすめです。
マッサージは、疲れたときだけ行くよりも、毎週行ってもいいくらいです。
なかには「軽い運動をする」ことでリフレッシュする人もいるでしょう。
定期的に運動をしている人は、疲れにくい体にもなっていきます。
でもあまり運動をしていない人には、「マッサージ」がおすすめ。
体の機能回復と、心の癒しとが期待できます。
忙しくて行く暇がない人は、自分で動画を見ながらコリをほぐしたりもできますが。
人にやってもらうと、やっぱり全然違いますよね。
緊張感に疲れた
人の前できっちりしたことをしなければならない。
毎日の授業だけでなく、ときには授業参観や、入卒業式、保護者集会や懇談会などなど。
一瞬のミスも許されない緊張の時があります。
緊張感はその日の疲労を倍増させます。
そして、気持ちだけでなく、当然頭も疲れるので、その後の仕事のシミュレーションが鈍くなります。
それだけ疲れに襲われます。
という気持ちが芽生え。
そのあとは、人のいないところでダラダラしたい。
そんなバランスが必要になってくるのです。
ポイント
町から離れた郊外の人気の少ないカフェや、場末の居酒屋など。
人気のないところで、スマホやパソコンをいじったり、読書にふけってみる。
そんな時間が必要です。
ドライブをしたりパチンコをしたり、なかには、何もせずただぼーっとするだけでバランスをとる人もいるでしょう。
緊張疲れの体をそのまま家に持って帰り、
家事や育児に追われることもありますが、子どもが寝たあとにはしっかりと”ダラダラ”リフレッシュしてほしい。
体が壊れてしまいませんように。
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人間に疲れた
教師としては、切っても切り離せないのが、人との対応です。
そうは言っても、思い通りにばかりことは進みません。
その都度、ああ疲れたなあ、どうしてわかってくれないんだ。
と頭を抱えてしまいます。
ポイント
実は、このリフレッシュ方法は、すべてに共通して一番おすすめだと思います。
人のしがらみをとっぱらったとき、
人は、その人らしくなれます。
人の暮らしの中に、本来、「制度」や「ルール」や「校則」なんてものはありません。
制度や校則について、詳しく説明することも、昔は必要なことではなかったでしょう。
なんとなく、みんなが暗黙で同じ方向を向いて進んでいた。
でも、現在は、みんなの考え方が多様化して、バラバラな意見が生まれたりする。
その都度、説明することも増えてきました。
そして日々疲弊しています。
僕はしばしば、青い山や赤い山を見ながら車を走らせて、「自然」の中に身をゆだねます。
木くずにまみれてウッドデッキを作ってみたり、手が土臭くなるほどまで、畑を作ってみたりする。
そして、そのあと日が沈む前に、近くの温泉に身を浮かべてみる。
そうやってバランスをとっています。
たとえ、学校生活が、何もない普段通りの一日であったとしても、日々の子どもとの学習や生活、会話のやり取りには、命を削っていると感じているんです。
だから、バランス調整するんです。
流木アートや焼き芋の作り方、簡易版流しやかまどの作り方なんかが紹介されています。ぼくは、この本を眺めているだけでも癒されます。
教師のストレス発散法【楽リフレッシュ】まとめ
教師の仕事は、本当に多様化してきたと思います。
ただ授業だけをしていればいい、という状況ではありません。
危機管理や説明責任を果たしながら、常にピリピリした緊張感の中で、職務をこなしています。
授業の準備にも、ICTの活用が推進され、生徒指導面でもSNS等の目に見えない部分の指導も増えてきています。
電子化が進み、便利さが生まれてきた一方で、なんとなく24時間体制で教師をしているような、そんな感覚さえしてきます。
教師は、誰しもが、極度のストレスを抱え込む場面に出合う可能性があります。
自分のストレスと、うまくつき合っていくスキルを身につけ、どうかお体を壊すことなく。
ご自愛ください。
おしまい。
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