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教採合格へ【効率的】教職・教養の攻略法

教員採用試験に合格したいけど。何をどうすればいいのかわからないなあ。
B美

 

スポッとベアー
すでに、何回か教採を受けたことがある人のための、《受験のための改善ポイント》については、『何回目で合格できるか』でも解説しています。

 

 

 

教採合格へ【効率的】教職・教養の攻略法

教採合格へ【効率的】教職・教養の攻略法

教採は、膨大な試験範囲。

 

具体的な対策ポイントの絞り方が知りたいというのは当然。

 

まずは、どのような種類の試験があるのか。

 

「2021年度愛知県公立学校教員採用選考試験」を例に確認してみます。    

 

 

教員採用選考試験 試験内容の例

2021年度愛知県教員採用選考試験試験内容
第1次試験教職・一般教養
教科専門
小論文
※外国語堪能者面接
第2次試験個人面接1
個人面接2
実技試験

 

2021年度愛知県の教員採用試験の選考内容だ。

 

この年から、

1次の集団面接

2次の教科専門、クレペリン、集団討議が廃止された。

そのかわり、2次で個人面接が2回行われる。

 

教採は、選考試験内容がコロコロ変わる。

時代に遅れないように確認したいですね。

 

今回は、ポイントをしぼった効率的な教採対策について考えてみます。    

 

 

筆記試験の点数が足りていない人

どこの自治体でも必ず課されるのが、筆記試験。

筆記試験の点数があまりよくないんだよなあ。
B美

 

具体的に、筆記試験とはどのようなものか。

 

教職教養、一般教養、教科専門などの内容が「筆記試験」と呼ばれるもの。

 

なかでも、

ほとんどの一次試験で、「教職教養・一般教養」がある。

 

目標正答率は、70%以上。

 

出題が30問なら、正答21問以上。

 

23問正答ならほぼ間違いなくクリアだ。

 

この試験で、70%クリアを目指すためのポイントは。

「教職教養」だ。  

 

 

「教職教養」は必ずおさえよう

「教職教養」は、これまでの学校生活で勉強してきた教科科目とは内容が違う。

 

大学の教職単位の履修で初めて登場した学習内容だ。

教師を目指す人しか勉強することがない、特殊な科目だ。

 

 

だから、「教職教養」は過去問を中心に勉強するしかない。

有名なトピックについては、覚えておく必要がある。

もしかしたら、自治体によっては問題数が非常に少ない可能性もある。

ほとんど出ない自治体も以前にはあった。  

 

しかし、ほんの少しでも出る所では必ず出る。

出るとわかっていて、みすみす見逃すわけにはいかない。

し、覚えれば、さほど難しい問題も多くないのが特徴だろう。

 

個人的には、「数学」が苦手だ。

苦手な教科なので勉強時間を減らす、というのと、  

 

苦手も得意もない「教職教養」で、必ず出るとわかっている分野の勉強時間を減らすのは少しちがうと思う。

もったいない。

 

だから、「教職教養」はおさえるべきだろう。

 

特に、

教育原理だとか、教育心理学だとか、教育史については、鉄壁に死守したい。

 

 

例えば

問題Ⅰ

①「教育の情報化」とは、「情報教育の推進」、「教科指導における( A )活用、「( B )の情報化」の3つの要素から成る。」 (A)・(B)に入るのは?

文部科学省「教育の情報化の推進」より

解答①  A:ICT  B:校務

 

となるが、この手の問題はそう難しくはない。

 

一度目を通しておくかどうかが大事だ。 読んだことがあるか、どうかだけの差だと思う。

問題Ⅱ

②【教育心理学】ラットの箱型実験装置で、オペラント条件付け(道具的条件付け)の理論を提唱したのは誰か。

解答②バラス・スキナー(アメリカ)

 

②のような問題も教育心理の基礎なので、最低限必要。  

 

 

試験を受ける人は、

②の内容プラス、

その元になった考え方、

ソーンダイクの「試行錯誤学習」や、オペラントの先にある、「スモールステップ」の原理や、「プログラム学習」という教育方法を提唱した

所くらいまでの深さまではもっておきたい所。  

 

「教職教養」の対策としては、

日頃から、答申や教育時事に意識的に目を通すようにすること。

それで、わりと点が取れたりもする。

 

どのくらいの深さの知識が必要かは、自分で過去問をみて、判断していこう。

自分の経験から考えるとあまりにも浅すぎる知識では役に立たないが、そこまで深い知識が求められることもあまりなかった。

 

 

教育法規の学習だけは「要注意」

教職教養学習上の注意点

教育法規は、学習するときの注意がある。

 

 

教育法規の学習のポイント

毎年採用試験を受けることになる場合、

この「教育法規」の問題だけは、新しい問題集に買い直した方がいい。

 

法規は、法律。

「法改正」されたら内容が変わるから、常に最新の内容で学習するのだ。  

 

 

普通は、法改正はすぐにはできず年数がかかるため、たいていの法律は簡単には変わらない。

 

ただ、学習者の立場では何が最新の情報なのか、判断することが難しい。

そして、判断のために費やす時間ももったいない。

 

そこで、この分野の学習だけは、常に最新の問題集を手に入れることがオススメだ。

 

最近は、教育時事の変化も激しいから、新しい情報がジャンジャン登場するし、買っても損はないだろう。

 

 

教育法規は上から下に読み解くべし

  教育法規を勉強するときは、「上から下に」学習する方が、理解しやすい。

 

「上から下に」とはどういう意味か。

 

「上から下」ってどういうこと?
B美

 

スポッとベアー
次の図で解説します。

 

教育法規の学習上の注意点

 

日本で最高のルールは、日本国憲法です。

 

日本国憲法の大原則にもとづいて、その中で、法律が作られ、法律の下に、政令・省令・告示といったものがある。  

日本国憲法では、国の大原則が示されているだけなので、「学校」の制度については、ほぼ明記されていない。

 

せいぜい、「教育を受ける義務」にふれられているくらいである。  

 

上の方のルールは、抽象的

下に行くほど具体的なルールが明記されることになる。  

 

教育法規を勉強するときは、このピラミッドをイメージする。

「この法律の下に、この告示があるんだな」などと、関連付けて考えていく方が、理解しやすい。  

 

いきなり、自治体の「通達」からみていくのではなく。

憲法、法律を先におさえていくことが、効率的に教育法規を理解していく勉強方法になる。

 

それと、もうひとつ注意は、「法的拘束力」についてだ。  

法規の中でも、自治体からの通知や通達は無視することはできない。

 

でも、なんらかの事情で不履行に終わった場合でも、違法とはならない。

 

つまり、通知通達は法的拘束力がない、という所もおさえておこう。

 

 

一般教養の対策は

一般教養の対策は

一般教養は、中学・高校で習うような内容がほとんど。

 

出題の範囲は広く、英語や美術、音楽、技術なども問題として出てくることも。

でも、専門的な内容というほど、深い問題はない。

落ち着いて点を積み重ねましょう。

 

でも、ぼくは理系の教科が苦手で。。どうやって対策しよう。
B美

 

一般教養の苦手教科はどう対策するか。

点は取りたいけど、自分には苦手教科がある。

苦手教科をどうやって克服するか。

 

たとえば、自分は、①~③のどれにあてはまるだろう。

 

①時間をかけて重点的に学習する。

②他の教科よりも、早くから学習に取りかかり少しでも克服する。

③苦手教科はやってもやっぱり伸ばしにくいので、苦手には手を付けず、他の勉強時間にまわす。

 

これは、人によって答えは違いますね。

どれでもやりやすい方法でいいでしょう。

 

ちなみに、自分の場合は「③」です。

 

まとめ

今回は、教職教養試験の攻略法についてまとめました。

 

面接試験の対策については、「実際に出た70面接対策」にまとめています。

教員採用試験の【面接試験】で質問されること【実際に出た】
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  サンタ教採受ける?   教採受けようと思うんだけど。「面接」の対策ってのが難しくて……。どうやったら高い点数がつくのかなあ。A子   サンタとりあえず「親の気持ち」と ...

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少しでも、効率的だと思われたところは、どうぞ参考になさってください。

 

そして、自分の場合は、

やっても得点が取れるかどうかわからないような苦手教科の対策はしない。

その分得意な専門教科の勉強時間にまわす。

ということも意識しました。

 

苦手教科の点数をあげることよりも、「専門教科で満点とったろう」の気持ちです。

 

あえて苦手なことには手を出さない。

でも、すぐ点につながりそうな所は、ほったらかしにせず取り込んでいきました。

 

勉強しているとき、「正解」だと嬉しい。

でも、「不正解」だと、気持ちが落ちる。

 

苦手教科は「不正解」「混乱・瞑想」「わけわからん」のサイクル。

成長してるのか、退化しているのか……。

 

苦手教科とは、そんな教科。

でも、教職教養は、すぐ点につながる分野です。

 

ぜひ、効率的な対策を。

 

自分にあった「勉強のやり方」を作り上げていきましょう。
スポッとベアー

(ちなみに、※小学校の受験者は、偏りなく対策した方がいいと思います。)

 

具体的な対策ももちろん大事ですが、教員採用試験の「履歴書」について、深く考えたことがない人は、「履歴書」も見直せるポイントになります。

それについては「何回目で合格できるか」をご覧ください。

 

 

また、中学校の受験者は部活指導についてもたまに質問されることがあります。

「対策」とまではいかなくても、部活指導についてもたまに考えておきましょう。

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おしまい

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