「聞かせる授業」話し方6つのテクニック【すぐできる】

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「聞かせる授業」話し方6つのテクニック【すぐできる】

A子
授業にあまりメリハリが出ない。

 

授業がつまらなさそう。
B美

 

 

そもそも授業は、勉強嫌いの子にとっては

基本的につまらないものでしょう。

 

A子
どうすれば聞いてくれるような授業になるんだろう。。

 

聞かせる授業展開というのは、何年たっても難しいものです。

授業内容によっても、面白みは変わりますしね。

 

子どもが興味を持てる分野と、そうではない分野というのがあります。

でも、今回は、分野ごとの差異は置いといて。

 

授業での話し方のテクニックについてだけ、シンプルにまとめてみました。

 

〈語る言葉が出てこない方。それもそのはず…〉

>>「教師」の語る言葉のあいまいさ【子どもは社会を生きている】

 

 

「聞かせる授業」話し方6つのテクニック【すぐできる】

「聞かせる授業」話し方6つのテクニック【すぐできる】

 

サンタ
一般的なパターンから紹介します。

 

全体に向けて話す【初級】

一般的には、こうなります。

教師は、全体に向けて話すことがほとんどです。

 

だから、話がつまらなくなりがちなんですね。
スポッとベアー

 

でも、これが基本ベースとなります。

ポイント1

だれが聞いてもわかるようにはなす。

つまり、

だれが聞いてもわかる言葉ではなす。

だれもが、聞き取れる発音やスピードで話すこと。

 

たくさんの人がいる場所で、前に立って話をする。

それが、まず最初に必要なスキルです。

 

話すときは、人の目を見て話すことを意識する。

それだけで、まずは真剣みが伝わります。

 

教育実習なんかでは、このレベルまでが最低限のスキルという前提で、実習指導されることでしょう。

 

 

全体の場で個人と話す【中級】

全体の場で個人と話す【中級】

サンタ
オフィシャルな場でパーソナルトークをすることです。

 

これは、真面目な先生は、なかなかしようとしません。

常に、全体に向けた話をしています。

 

でも、全体の場でこそ、

対個人同士で、個人的な話をすることが効果的だったりします。

 

ポイント2

発表の機会以外で、

全体の場で、指名した一人の生徒と話す。

 

とうとうと語ってる途中で、つまらなさそうな雰囲気を感じたら。。

 

サンタ
「そうそう、そう言えば、○○さん。〇〇さんの好きな食べ物は何?」

 

(え?!何急に??)お、お寿司です。
D作

 

みなさん
(へえ~。〇〇さん、お寿司好きなんだ。)

まわりが聞き耳を立てて聞こうとしたり。

 

お寿司! オレもお寿司好きです!
みなさん

ときには、協調するものがあらわれたりします。

 

サンタ
(当然、好きな寿司の種類をききますよね。)お寿司の中でも、どのネタが好き?

 

ハンバーグとえび天です。
D作

 

みなさん
(寿司じゃなくても、ええやつやん!)笑

 

と、まあこれはプライベートトークに、全員が入ってくるようなパターンの例ですが。

対個人同士で会話がそのまますすむ場合もあります。

 

そんなときは、周りの子どもたちが「聞き耳を立てています。」

公の場で、会話を盗み聞きするような状態ができます。

 

聞き耳を立てた瞬間、教室の空気感が「ピーン」と変わるのを感じるはずです。

 

ただ、注意することも、もちろんあります。

 

ポイント2の注意ポイント

・個人情報に関わるようなことは会話に持ち出さない。

・身の上話になるような話題は、振らない。

・長い雑談にはしない。

 

何も考えず、一人の生徒と雑談を続けるのは本末転倒。

 

もちろん、話題は個人的なことになりすぎても、いけません。

自分から身の上話をペラペラと話してくる子もいますが、基本的に授業内で、生徒の身の上話はタブーですね。

 

サンタ
するなら、教師自身の身の上話をするべきでしょう。

 

 

独り言をつぶやく【中級】

独り言をつぶやく【中級】

「先生の本音が出たな」と思って、生徒らが聞こうとします。

 

もちろん、わざと「独り言」をつぶやいているのですが。

「自然に出た独り言」のように演じます。

 

ときには、前列の方だけに聞こえるような「独り言」をあえて言うときもあります。

ぼくの独り言が、子どもらを伝って、教室中に広まっていくようにします。

 

そうすることで、独り言に「リアリティ」が出るからです。

 

ポイント3

独り言は、全体には発しない「本音」と思われる。

タイミング良く、効果的な独り言をつぶやく。

 

たとえば、

サンタ
黒板の消し方、汚いな。。書く気なくした。。

とか。

忘れ物ゼロか。すごいな。
サンタ

とか。

 

褒めることも、おおげさにするだけでなく、

独り言っぽくすることで気持ちに「自然さのリアリティ」が生まれるはずです。

 

また、個人を褒めるときも、直接、褒めることばかりではなく、

独り言っぽく言ったり、他の「誰かが伝えてくれそうな言い方」をしてみたりするのもいいでしょう。

 

ときには、

サンタ
なんじゃあ、このパソコンは~。音でんか~~い~。

 

などと、前で慌ててる様子なんかも独り言を言います。

ただ、待つだけだと、飽きてしまいますからね。

 

タイミングと内容によっては、「効果的な独り言」というものが生まれてきます。

 

つぶやく内容にも、あなたのセンスが出るでしょう。

 

 

大事なポイントで、あえて噛む【上級】

大事なポイントで、あえて噛む【上級】

ウソみたいなテクニックですが、本当です。

ぼくは、よく使っています。

 

ポイント4

授業で大切な部分をあえて、噛む。

覚えて欲しいところほど、特徴的な言い方をする。

 

サンタ
あくたがわりゃ、りゃうのすけ~~!

 

いい国作ろう。きゃまくら幕府!
サンタ

 

サンタ
今日の授業は、めちゃくちゃキャン(can)たんに「できる」ぞ。

 

以外と、変な言い方すると覚えるんですよね。

耳に違和感がくると、耳って傾いてくれるようです。

 

クセのある言い方をすると、頭に残りやすい。

 

これを、実践した俳優さんが、武田鉄矢さんだと思います。

 

サンタ
~んぼくは! ~んしっにんまっしぇん!! 

 

キーになるようなセリフでクセ強く言います。

 

そもそも、「要点」になるポイントは、

聞いている側も「こう言うんだろうな」と推測しながら聞いています。

 

(先生、これを覚えとけよ、って言いそうだな。)
B美

 

 

その大事なフレーズや、ポイントをあえてクセ強い言い方で伝えます。

サンタ
聞き手の予想を、ちょっとくつがえしちゃります。

 

そうすると、その言葉だけを強く覚えてたりするものです。

 

大事なポイントをあえて噛む。

上級者向けテクニックですね。

 

サンタ
特徴的な語り口調は、生徒から、「ものまねのネタ」にされます。

 

生徒にものまねされて「バカにされてる」と思う人もいるかも知れませんが、

ものまねされる数が多い先生ほど、耳に残る語り口調なんだと、肯定的に受け取っています。

 

 

アクセントに、あえて違和感を出す【上級】

これも、「大事なポイントであえて噛む」と似ている手法です。

 

とうとうと語り続けると、聞いている側も疲れてきます。

強弱の無い、テンポでの語りは眠気すら襲ってきます。

 

「大事なところは、強めて話す」ということは、話し慣れている人には自然にできてくることです。

 

そこで、さらに一歩発展させてみます。

ポイント5

アクセントを変えて、違和感を出して話す。

※ただし、何回も何回も、しつこすぎるとメンドクサイ人になるので、空気を読んで適切に混ぜる。

 

アクセントの位置は、普段の会話ではほとんど意識して話すことはありません。

でも、人の前で話すことは、「日常会話」ではないので、アクセントまで考えて話します。

 

「日常的な話し方」のまま話していると、よっぽど「聞こう」としないと、話が頭に入ってきにくいでしょう。

 

人は違和感には、目や耳が傾いてしまう。

この習性を利用した話し方を意識して話す。

そうすることで、聞かれる話になるでしょう。

 

\無意識の思考はないか/

土居正博 教師のNG思考

 

次に話すことは「何か」を当てさせる【上級】

次に話すことは「何か」を当てさせる【上級】

最後に、もう一つだけ。

 

ポイント6

自分が話している途中で「ピタ」と話を止め、

「さてこの続きは、何と言うでしょう」と問いかける。

 

クイズ形式になるので、考えようとします。

 

でも、別に「答えの無い問い」でもかまいません。

 

キーワードは、

「さて、この続き、先生は何というでしょう?」これだけです。

 

授業中の

サンタ
したがって、「係り結び」というのは、係助詞の……。

「さて、この続き、先生は何というでしょう?」

 

え、っと。 (係助詞だから。)ぞ、、なむ、や…
B美

という場面でもいいし。

 

 

D作
(しまった。。また忘れ物した。。)教科書、忘れました。
なに!? おまえはほんまに……、

「さて、この続き、先生は何というでしょう?」

サンタ

 

D作
え、、「だめな奴じゃのお」、、ですか。
ブブー! 正解は「走れメロス」が好きじゃのおー、でした。

家まで走って取ってこい!

サンタ

 

D作
えーーー!

 

とにかく、使いようによっては、色々な場面で使えます。

周りにいる人たちも、聞き耳を立てて、出てくる答えを聞いています。

「考える」ということにつながるのも、メリットです。

 

 

 

「聞かせる授業」話し方6つのテクニック【すぐできる】 まとめ

「聞かせる授業」話し方6つのテクニック【すぐできる】まとめ

今回は、「聞かせる授業の話し方」についてまとめました。

 

テクニック自体は、そう難しいものでもありません。

 

空気を読みながら、あまりしつこくなりすぎないように、「さわやかに混ぜる」のがベターかと思います。

 

ただし、もともと、それなりに対話ができる子たちが、ターゲットになるテクニックです。

あまりにも、会話が成立しなかったり、対話が難しい子たちには、まだまだ他のテクニックが必要になるでしょう。

 

話し方は、人それぞれです。

その人のキャラクターによって、同じ内容を話しても、伝わり方が変わります。

自分に合った語り口調というのが、きっとあるはずです。

 

いろいろな話し方を試しながら、模索していってみるといいでしょう。

 

おしまい。

 

 

>>教師の「成功」って何?【どこを目指せばいいの?】

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