\その校則理不尽じゃね/
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学校の校則がおかしい理由【令和で変わるか】
学校の校則は、おかしい。
そう。おかしいんですよ。
なんでおかしいか知ってますか。
学校には2種類の校則があります。
1つは、「誰が見ても守るべき」校則。
2つ目は、「理由がわからないけど、守らなければならない」校則。
です。
なんで、「理由がわからないけど、守らなければならない」校則があるんでしょうか。
その理由について説明します。
学校にある2種類の校則
「誰が見ても守るべきだ」という校則とは、
例えば、
「9時から1時間目が始まるから着席しましょう。」
とか、
「学校に自分専用の扇風機やファンヒーターは持って来ないように。」
とか、
「中学生はバイクで登校しては行けませんよー。」
とか、
「人を殴ったり、傷付けるようなことはしてはいけません。」
などなど。
誰が見てもそれは守るべきだろう、と思う。
そんな校則は説明する必要もないので、みんなが守ろうとする。
でも、そこにときどき登場するのが、
「理由がわからないけど、守らなければならない」校則の存在。
「なぜ靴下は真っ白じゃなきゃだめなの?」
「なぜ髪型にメッシュやラインを入れたらだめなの?」
「なぜベルトの色は黒か茶色じゃなきゃだめなの?」
「なぜくるぶしソックス×、ハイカットシューズが×なの?」
など。
色々な不思議な校則があるでしょう。
・学校に遅刻もしない。
・真面目に勉強もしている。
・テストも常に100点近くとる。
・礼儀正しく、正義感も強い。
・生徒会長も努めている。
そんな私なのに、なんでこんな校則を守らないといけないの?
校則なんてなくても、しっかりとやっていけるのに。
それについて、「先生の最悪な答え」は、
「生徒手帳に”白”と書いてあるだろう。」ですね。。
「生徒手帳」なんて。
なんの答えにもなっていない。
「じゃあ、生徒手帳書き直せよ」となるし。
「書いてないことは、何でもOKか」ともなる。
\ラインが不透明/
学校の校則がおかしい理由はズバリこれ
学校の校則でいまいち納得できないものがある。
それは、なぜか。
「学校側の都合で決められている校則」だからです。
生徒の立場で決められていない。
要は、それが守れなくなると学校の秩序が保てなくなり、生徒指導が大変になる。
そんなルールが、「おかしな校則」として残っているのです。
でも、
「学校側の都合」とは言え、大切な校則なのです。
なぜか、
「学校の都合で決められている校則」がもし無くなったら、困ることが2つ出てきます。
ひとつは、安全が守られなくなること。
これは、説明せずともわかることと思います。
もうひとつ困ることは、生徒同士の間に「貧富の差」が生まれることです。
子どもたちの興味がシャレたことの方に向きます。
そのうち、金にものを言わせる子どもが出てくるでしょう。
お金持ちの子は、
いいものを着て
かっこいい髪型をして
いいものを食べてる。
それを子ども同士が競い始めると、
家庭経済を圧迫し始めます。
校則フリーになった途端、抑制が効かなくなります。
(人間は、ルールが無い所では自分で抑制することが難しい生き物です。。)
そして子どもは、とくに、
金銭面については無責任です。
課金ゲームで何十万もの支払い請求があるなんてこともある時代です。
お金がかかることには、必ずルールが必要なのです。
\初心者でもなれる!VTuber/
\ネタのような校則/
昔むかし、生徒指導の先生が考えたこと
生徒指導では、
お金と性がからむ問題は、指導が複雑化する傾向があります。
そして、その手の問題は、家庭を巻き込むことにもなります。
そこで、
と、昔の生徒指導の先生たちは考えました。
第二次世界大戦前、教育活動はほとんど、学校に委ねられていた。
終戦後、権威的だった学校は変化し、
少しずつ、家庭が教育へ、参画し始める。
でも、日本経済はまだまだ貧乏だった。
先生と家庭は考えた。
先生「校則をどうするかのお。。」
家庭「家庭経済に影響するような所は、学校で一律に決めて欲しいです。」
先生「たしかに、学校で決めた方がいい。よし、細かいところまで決めてしまおう。」
結果出たのが、
「男子の頭は坊主」
「女子の頭はわかめちゃんカット」
※私も中学時代、その余波をもろに受け、坊主時代を過ごした。
ナンセンス。黒歴史。。
オール坊主。
そら~、経済格差ゼロです。
当時の家庭や学校を守るために必要だったルールでしょうかね。
このような細かい校則がなかったら、
おそらく先生は指導に追われ、
家庭は経済を圧迫され、
子どもの金銭感覚にふりまわされた。のかも知れません。
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学校の校則がおかしい理由【令和で変わるか】 まとめ
日本は、1億総中流と言われるほど、
経済格差が表向きに、見えにくくなってきた。
だから、今になって校則問題が、表に出てくるんでしょう。
日本の家庭に、貧富の差が出てこず、
教育活動が健全に行われるなら、「おかしい校則」は無くしていってもいいでしょう。
\自分らしく生きたいの/
昔の先生たちは、
「これが崩れるとおそらく、学校も家もやばいことになる。」と感じてルールを制定した。
今の先生たちは、
「理由はわからんが、なんとなくこれが崩れるとやばいことになりそうな気がする。肌でなんとなく感じるけど、理由は説明できん。。」
となってきているのではないか。
校則を変えるのに、令和はチャンスかも知れません。
新たに、
学校と家、そして子どもたちを守れるルールを考えてみる。
そんな時代が来たのではないでしょうか。
ちなみに、余談ですが。。
伝統ある学校の校則で平成の時代に、
「ゲタやマントで登校するな」というものが残っている学校もあった。
今の生徒が見たらどう思う?
と思うだろう。
今風でいうと、「クロックスやダウンジャケットで登校するな!」か。
昔から学校のルールというのは、
「秩序を守らせ、士気が落ちないように。」
と願ってきたのだというのがわかる。
「いらんこと気にせず、学業に向くように」
ただこれを目指してきただけ。
これからもただこれを目指したいだけなんでしょう。
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