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「主体的・対話的深い学び」はこれで一発なんだけど!?【簡単】

2020・21年度から

小中学校で全面実施が始まった。

 

新「学習指導要領」の3つの柱はこれ。

ポイント

・学びに向かう力、人間性

・知識、技能

・思考力、判断力、表現力

 

そして、これらを

「学校で子どもたちがどのように学ぶのか」

 

という

授業改善案として提唱されたのが「アクティブラーニング」です。

 

サンタ

でも、「アクティブラーニング」という言葉は

2020年改訂の学習指導要領には一回も出てきませんのでご注意を。

 

 

「アクティブラーニングの考え方」は学習指導要領では、

主体的・対話的で深い学び

というふうに表しています。

 

サンタ
と、前置きはさておき。

 

 

主体的・対話的、深い学びって、これどうやって授業するんだ?
みなさん

という疑問をたくさんの人が持っています。

研究授業で「アクティブラーニング」的なアプローチも見かけます。

 

よくあるパターンが

1聴講する

そのあと

2グループで協議する

そしてその結果を

3発表する

という3段階のアクティブラーニングの学習スタイル。

 

でも、「教室」で行う前提で考えられてるところに「窮屈だなあ」と思ってしまいます。

サンタ
まだまだアクティブとはほど遠い。。と感じてしまうんじゃ。

 

 

「主体的・対話的深い学び」は「海外へ行く」で一発!【簡単】

「主体的・対話的深い学び」は「海外へ行く」で一発!【簡単】

結論を言うと

「アクティブラーニングに関して」は、

サンタ
教室さえ出てしまえば、そこは「学びの宝庫」であるということです。

 

教室を出て学べば、一生忘れないような定着するアクティブラーニングもあるはずです。

B美
小学校の時、1日だけ給食を弁当にしてもらうようにお願いしました。みんなで学校の裏山で食べるために。その時のことまだ覚えてるわ。きれいな景色や花も咲いていて、お昼ごはんがいつもよりおいしかった。
E吉
そういえば僕も昔、自分たちで忍者の修行を考えて、冬休みに無人のお堂を借りて忍者の修行をしてた。棒きれをつかって川を越えたり、山を登ったり。その時はどうすれば忍者になれるか、を必死に考えようとしてたなあ。

 

そう。それが主体的に学んだ結果でしょう。

自ら体験し、心が少しでも「感動」を覚えたことについては記憶に定着しやすいんですね。

 

もっというと、「国内では物足りない」のではないでしょうか。

 

 

予測がついたり、

言葉が通じたり、

価値基準が日本全国で、似ているし、

困ってたら、わりと助けてくれる人がいたりするから。

 

もっとアクティブラーニングを「追究」するなら、「主体的・対話的深い学び」は1か月でもいいから「海外で生活」すること。

 

そうすれば、学習者は、学びの定着もグンと期待できるし、一発で「主体的・対話的深い学び」の「感覚」がつかめるはずです。

 

サンタ
ただし、テーマとねらいは必要です

 

・本場のネパール料理を食べに行こう。でも

・ピラミッドとスフィンクスを見に行こう。でも

・サンバカーニバルに参加しよう。でも

・イグアスの滝をSNSに投稿しよう。でも

・日本以外の国の温泉に入ろう。でもいい。

 

なんでもいいと思います。

 

目標を決めて海外に出るんです。

 

 

「海外へ行く」で飛躍的効果のアクティブラーニング実践プラン

「海外へ行く」で飛躍的効果のアクティブラーニング実践プラン

海外に行くために、自分で計画を練ります。

 

高校生や、仮に大学生でも

これだけでも、ずいぶんと高いハードルですね。

 

「何のために、どこに行くのか。」

それを考えるだけでも、学びが一気に広がります。

 

実際、フライトまでの手続きを自分たちでして目的の国へ入る。

ビザの取得も在日大使館・領事館へ行って取ってみる。

 

そして、それぞれの目当ての「行動」を行う。

 

旅の目的は

観光でもいいし、外国人とのシェアハウスでもいい。

長距離移動でもいいし、キャンプ生活でもいい。

ライオンを見に行くでも、広大な農場の仕事をするでも良い。

とにかくグループ内での目的を決める。

グループの人数は少ない方が、依存心がなくなりますね。

 

最後に、これをレポートにするだけでも、かなり内容の濃いものができあがるでしょう。

そして、報告会を開き、発表しあってみるとお互いの学びも深まります。

 

サンタ
主体的:自分たちで計画実行、ステイまでの計画を練る。

対話的:行動は1人~4人ほどのグループか単独がいいけど。(実際は未成年なので単独は難しいよね。。)

深い学び:異文化の中で日本や人間が客観的に見えて視野が広がる。海外に行くのに、どんな危険性が考えられるか。どこに泊まるのか。貨幣価値や物価についても調べる。等

 

帰国後は、一気に「大人の仲間入り」でしょう。

 

なんてイメージは沸くんですが、教育実践としてはかなりぶっとんじゃってますね。

サンタ
くれぐれも真似されませぬように。。

 

〈アクティブラーニングしてみました〉

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なぜ「海外」での学びをすすめるのか

なぜ「海外」での学びをすすめるのか

現実味はともかく、なぜ海外での学びをすすめるのか。

サンタ
それは、海外は日本ではないからです。

 

え??意味がわからないんだけど。。
D作

 

海外で自分たちだけとなると、悪ふざけしたりして遊んでいる余裕は無くなります。

人を頼りにするときも、「頼り方」が変化するでしょう。

緊張感と責任感が芽生えて来ます。

 

実際、海外単独は、危険も多いです。

だから、現実的には子どもだけでというのはぶっ飛んでいます。

 

サンタ
ワシは二十歳になってすぐに単身海外へ出た。それでも親は、心配で心をいたくすり減らしたもんじゃけ。

海外では、初めて見たり体験したりすることがたくさんある。

 

脳は初めて経験するような「心が驚いた事」はよく記憶します。

 

サンタ
だから、アクティブラーニングが推奨されているんですよね。

では、心をもっと驚かそう。

ということで、迫りくる新価値観で頭がすべてリセットされていくであろう「海外」なんです。

 

ポイント

耳で聞いたは「忘れて」、目で見たは「覚えて」、やってみたは「理解する」

2500年前の思想家 荀子の言葉ですね。

 

昔の人でも、「体験すること」を大きな学びの場としてとらえていたことがよくわかります。

 

アクティブラーニングの階層ピラミッド

良く知られた図式ですが、

学習実践の手法の違いで、人間は物事の理解度が変わってきます。

 

サンタ
「学習方法」のちがいで「知識の定着率」がちがうんですね。

 

アクティブラーニングの階層ピラミッド

出典:アメリカ国立訓練研究所(national training laboratories)

〈定着率〉

 

「講義」だと5%

「読む」だと10%

「視聴覚」だと20%

「実演を見る」だと30%

「グループ討議」だと50%

「自分でやってみる」だと75%

「ほかの人に教える」だと驚異の90%

の定着率があると言われています。

 

実は「教師」になると、頭に「知識」が残りやすいです。

それは「人に教えるから」ですね。

 

知らなかったことでも、調べて「ほかの人に教える」ことで、自分に定着していくんですね。

定着率は90%!

 

理解していないことは、人には教えられない、というわけですね。

 

 

「主体的・対話的深い学び」はこれで一発なんだけど!?【簡単】 まとめ

「主体的・対話的深い学び」はこれで一発なんだけど!?【簡単】

今回はアクティブラーニングについてまとめてみました。

 

サンタ
現実的な実践例をあげろー、という方はごめんなさい。

 

教育実践の例ではなくて、アクティブラーニングの考え方を参考にしてもらえれば幸いです。

 

教室の中での学びは「知識」に偏る傾向があります。

というか、「知識」的なことの方が、教えやすい構造になっているのかなあって思います。

 

「思考」や「判断」を高めようとすると、それ以上に教師側が「思考」して望まないと難しいでしょう。

 

「視聴覚」メディアなどを使いながら、定着度をあげようと試みます。

それでも定着率は20%ほどです。

 

理科で、実際に「実験」してみると「自分でやってみる」なので、定着率は75%にもなります。

 

私は常々「経験」することは重要な学びだと考えています。

 

 

さいごに「経験主義教育」について

「経験」と一緒にいつも浮かんでくるのが「経験主義教育」のジョン・デューイ(米)です。

 

ジョン・デューイについて

プラグマティズムを提唱するアメリカの哲学者、デューイ。

プラグマティズムとは、ギリシア語で「行動」や「実践」を意味する「プラグマ」に由来して生まれた言葉。物事の真理を「理論」や「信念」からではなく、行動の結果によって判断しようという思想。

テンプナレッジマガジンより

 

行動することで、物事の真理を見ていこうというわけです。

 

 

デューイは講義形式の授業について、

デューイの指摘

・活動が受け身的だなあ

・記憶中心の内容だなあ

・学習と社会の接点が見い出しにくいなあ

という疑問を提起しました。

 

 

そして、「能動的な活動」として「経験」の重要性を唱えるわけです。

ポイント

・記憶で学ぶより、活動することで学ぼう

・系統的な学習ではなく、問題を解決することで学ぼう

と進めるんですね。

 

注意点は、ただ「経験」すればいいよ、っていうんじゃないところ。

 

「経験」から問題点を見出し解決を図ること。

そのためには、学習内容を単発で考えるのではなく

すべての関係性を見つけ出すこと、が必要になってくるよ。

と考えています。

 

「学習内容」と「社会や経験」とのつながりが見えると、「なぜ学ぶのか」という疑問はなくなりますよね。

 

さらに、「経験」したあとには、内省や考察を深めていくこと。

ここまでしてこそ「深い学び」が生まれます。

主体的に「考察」が進められるようになると、自立的な学習者だと言えるでしょう。

 

 

最後に、おすすめの映画を紹介します。

話題を呼んだ。新任教員による「経験主義教育」。伝わってくる子どもたちと先生の心の葛藤。ぼくたちに、はっと何かを気づかさせてくれる映画です。

ドキュメンタリー映画「ブタがいた教室」

このときの新任の先生も今や大学の先生になっておられますね。

 

一人ひとりの「経験」がよりよい「学び」となることを願っています。

 

おしまい

 

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