苦手な人っていますか?
ぼくは、わりと繊細なところがあります。
10分ほど会話すると、自分の「苦手なタイプ」か「好きなタイプ」かに別れてしまいます。
「苦手なタイプ」だからといって、近くにいる人を無視して生活し続けることもできません。
体は「拒否反応」を示しますが、それなりに付き合っていくことも必要だとは思っています。
では、そんな「苦手なタイプ」とどのように付き合っていけばいいのでしょうか。
自分なりのポイントをまとめてみます。
Contents
苦手な人と付き合う方法【克服じゃなく征服だ】無理なもんは無理
そもそも自分の「苦手なタイプ」を克服しようとは考えていません。
人間にも「本質」というものがあります。
自分の「本質」も、相手の「本質」も、よっぽどのことがない限りは、おそらく変わることはありません。
「本質」が変わらない、と考えた前提で付き合い方を考える必要があります。
では、そもそも「嫌われる傾向」にある人とはどのような人なのでしょうか。
〈もし俺がジャイアンだったら、ぶっ飛ばしてやりたい〉
人は刺激にマヒしてきます。とんでもない「仕打ち」にすら鈍くなってきます。
-
【校長・教頭・先輩から】教師のパワハラ対処方法【あなたができることは2つ!】
サンタほんとうにムカつく。気分が悪い。当然、仕事どころではなくなります。 初対面で話した時に、 参 考 人のことを蔑み、何かと偉そうに言う人。 バカにした口調で話す人。 責任回避ばかり考 ...
続きを見る
他人から嫌われる傾向がある人のタイプは
攻撃的な態度がつよい人
人に対して「攻撃的な人」はもちろん、「攻撃的な態度の人」は嫌われる傾向があります。
ここでの「攻撃的」というのは、「暴力的」という意味ではありません。
「否定的な発言」だとか、「批判的な態度」とかいう意味です。
人を安直に否定したり、陰で他人を批判したりすることは、周りに不愉快な思いをさせてしまいます。
人を傷つけながら、他人を不愉快にする、そんな人は嫌われる傾向が強いですね。
自己中心的な人
自己中心的な人は、わりと多くいます。
それが、全面に出てしまう人は要注意です。
自分のことだけ考えて、「自分が認められるためには」とか、「自分のおかげで成功したんだ」などという思考が強い人。
また、他人の気持ちや意見には耳を傾けることなく、「自分の思いだけを優先する人」なんかも嫌われる要因となります。
自分の利益や欲求を最優先する人は、周りの人の感情やニーズを無視する態度が表に出てきます。
そんなタイプの人が、人から好かれることはほとんどありません。
コミュニケーションがとれない人
コミュニケーション能力に欠ける人は、他人との意思疎通がうまくいきません。
誤解を招いたり、人の感情を逆なでしたりしてしまいがちです。
自分の気持ちを上手く伝えたり、他人の感情を察してあげたりすることは日本の現代社会では大切な能力です。
思いやりや共感する気持ちをもって人と接すことが大事です。
ネガティブな人
ネガティブエネルギーは、人に不快感を与えることがあります。
本人は気づいていない場合が多いですが、周りの人はすぐに気づきます。
不平や不満ばかりを口にしたり、愚痴を言ったりすることが多い人は、周囲の雰囲気を悪くするので、人が離れていく傾向があります。
責任逃れな人
自分の「保身」ばかり気にしている人もいます。
どうしても、自分の責任になるのが嫌で、それを避けることばかりを気にしている人。周りから支持されるわけがありませんが、本人はそれで「うまくいった」としたり顔。
自分のことしか考えてない、と、周りから見透かされていることにも気づいていない、「おめでたかなしいタイプ」(おめでたい悲しい人)です。
ルールが守れない人
社会的なルールやマナーを無視する態度の人は、他人から嫌われる傾向があるでしょう。
子どもの頃に、一緒にゲームをしていても、ルールを守ってできない子どもは、周りから白い目で見られ、やがて疎遠になっていきましたよね。
自己欲求に任せた自己中心的な行動や、遠慮のない態度は、ときに他人の権利や感情を害する場合がありますよね。
他人を見下している人
いつも偉そうにして、人を下に見ている人。
学歴や職種、肩書や収入を比較して、人の価値を決めつけている人。
こんな人は人間の「本質」が見えていない場合があります。
周りの人からすると、軽薄なタイプの人間に見えてしまうでしょう。人をバカにするような人が、好かれることはありませんよね。
プライドだけが高い人
プライドの高い人とも付き合いにくいでしょう。
自分が他人からどう見られているか、そればかりを気にしている人。
そんな人は、「本音」が隠れてしまうので、人との付き合いが表面的なものになりがちです。
他人との内面的なつながりをもつには、「本音」や「弱み」といった人間的な部分を持ち合わせることが重要です。
ウソつき
ウソをつく人。
他人が知らないと思って、平気で都合の良いウソをつく人。
嫌われるタイプどころか、人間同士の関係を作っていく上では話になりません。
本当のことを言っていても、その人の「誠実」さを感じなくなってしまいます。
苦手なタイプと付き合う方法は
付き合いたくなくても、相手しないといけない。
社会の中では、そんなことは日常茶飯事。
そんなときの「いい方法」はあるのか。
まとめてみます。
コミュニケーションを大切にしてみる
はっきり言って、苦手なタイプの人と「コミュニケーション」はしたくありません。顔も見たくない。
そうは思うものの、人と人なので、まずは人間関係づくりの「基本」から。
コミュニケーションをとるように努めてみること。
苦手なタイプの人と、こちらの方から「オープン」なコミュニケーションを心がけてみると、相手の出方が変わる場合があります。
胸くそ悪い相手でも、
相手の「意見」を尊重し、「感情」に共感してみよう。
そして、自分の「意見」をはっきり伝えると、不和が解消される場合があります。
一度、不和が解消すると、そのあと「付き合い方」がわかるので、いい意味で「あしらいながら」付き合うことができてきます。
エンパシー(自己投影)してみる
エンパシーEmpathy というと小難しく感じますが、「自己投影」です。
つまり、相手の立場に立って考えてみること。
相手の心の状態や、価値観を自分の心に映し出して、相手の考えを想像してみることです。
相手の気持ちを考えることは、重要な「能力」の一つです。
相手が上司だとすると、この「エンパシー」することで、
とか、時々こっちがかわいそうな気持ちになることすらあります。
冷静に相手の気持ちを考えてみると、つきあうときの距離感が適切に測れるようになります。
自分の感情コントロール
人間ですから、悲しみや怒りは当然沸き起こります。
その、自分自身の感情や行動をコントロールすることも重要です。
相手に対して「感情的」にならず、冷静に対処することで、状況が悪化することを防げる場合があります。
ポジティブな視点で見る
苦手なタイプの悪い面だけに焦点を当てるのではなく、良い面に焦点を当てて、考えてみることです。
ということもあるでしょう。
現在、目の前に良い面がないにしても、その「結果」引き起こされた「良かったこと」なんかを見ることでもいいでしょう。
とか
など。
そう考えることで、自分の気持ちを消化していきます。
ポジティブなワードで話す
これは、わりとセンスが出たりします。
ネガティブな言葉は相手を、遠ざけたり批判したりするエネルギーをもってます。
良好なコミュニケーションのためには、言葉選びが大事になってきます。前向きなことばや、積極的な言葉、態度で接してみると良いでしょう。
寛容さを相手よりはるかに高める
否定や批判ばかりされるから、といって腹を立ててばかりではもったいないです。
同じ土俵に乗ると、こっちも気が参ってしまいます。
ここは、相手よりも一歩大人になってみることです。
他人の違いや欠点を受け入れる「寛容な気持ち」を持ってみましょう。
人間関係には、いつも行き違いや衝突が生じるもので、完璧な関係性は存在しない、と考えること。
相手を理解し、少しでも受けれいることで今よりも良い関係を築くことができるでしょう。
目的内だけで接する
なんていう人もいるでしょう。
別に、無理に関係性を築く必要もありません。
相手との関係にはっきりとした目的や目標をもって接することも一つの手段です。
スパっと割り切って、必要なときだけ、接してみる。
「必要なとき」に接するためだけに、「努力」するというのもありだと思います。
自分を「トップオブザマウンテン」にする
別に、山の頂上に登るわけではありません。
自分自身を「成長」させていくことです。
「高める」といった感じでしょうか。
「自分を高める」と、相手が取るに足らない者だ、ということがどんどん見えてきます。ここが大事。
今、相手とのコミュニケーションに不満がある場合は、「自分のために」生きていく道を進むといいかも知れません。
そうすることで、自己肯定感が高まり、自信がついてきます。
すると、相手の態度が少しずつ変わってくる場合もあります。
無理なもんは無理
でもね、
結局どうがんばっても、無理なもんは無理じゃ!
自分が苦手意識を持っている人に対して、うまく付き合っていこうなんて考えたくもない。
相手が悪いんだ、とまで、割り切って無視して生活していく。
関わりたくない人とは、その場では「仕方なく」コミュニケーションをとるかも知れませんが、そのグループ(属性)を離れたら、おそらく一生かかわることはなくなるはず。
そう思って割り切って過ごすのも一つです。
苦手な人と付き合う方法【克服じゃなく征服だ】無理なもんは無理 まとめ
「苦手な人と付き合う」場面は、どんな人でもあるでしょう。
最後に、「正論」と「持論」でまとめてみます。
まず、「正論」として。
人間同士の関係は、やはり「コミュニケーション」によって成り立ちます。
これは、どちらか一方だけの努力では足りません。
相互に努力することが重要ですよね。
自分が「苦手」だと思って、「なんとか相手が変わらないかな」と画策したり、やきもりしたりするのではなく、「自分自身」を見つめ直すことも必要なのかも知れません。
自分の対応や、態度が相手にどう伝わっているか、それを見直すことも一つの改善策になるでしょう。
ぼくの「持論」としては、
とは、昔からよく言われたので、頭ではよーくわかっています。
でも、たまに
といった人にも、何度も出会ったことがあります。
そんなとき、やっぱ「避けまくって」来ました。
もう無理なときは、逃げるのが最善の策。
そして機を見て再度挙兵する。孫子の策より。
逃げながらも、先に書いたようなことを気にしたりもしてました。
「正論」と「持論」が渦巻く「人間関係」の築き方。
んなこと、わかっとるわい。
でもうまく行かないんだよ。
これの繰り返し。
ぼく自身、いまなお、悩み続けている問題です。
はい。
今日も、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
おしまい。
\話すときの”目線”はココだ/
〈「理不尽さ」に慣れてませんか〉
-
【校長・教頭・先輩から】教師のパワハラ対処方法【あなたができることは2つ!】
サンタほんとうにムカつく。気分が悪い。当然、仕事どころではなくなります。 初対面で話した時に、 参 考 人のことを蔑み、何かと偉そうに言う人。 バカにした口調で話す人。 責任回避ばかり考 ...
続きを見る
-
生徒に暴言を吐かれた【腹立つ、傷つく、もーやめたい】対応は?
B美「キモイ」 「うざい」C助 A子「近よるな」 教師に向かって「暴言を吐く生徒」が、たまにいます。 この状況になると、クラスが崩 ...
続きを見る