一目でわかる「教員免許」取得のメリットとデメリット

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【ひと目でわかる】「教員免許」取得のメリットとデメリット

B美
大学1回生 今年から大学に入学したんだけど。まだ教師になるかどうかわからないんすけど、「教員免許状」って取っといた方がいいんですか?

 

2回生の先輩 教職課程の単位を取るか、どうか迷ってるのかい? 取ると、履修の単位数だいぶ増えるからな~。 俺も一応、去年は履修したけど。今年も取るか迷ってるんだよね。
C助

 

D作
3回生の先輩 せやなあ。 教職は、卒業要件の単位数にはカウントされへんのもツラ。 俺は、来年、教育実習もあるねんよ。でも2年間取ったし、今やめるのももったいないからなあ。

 

4回生の先輩 私は3年間教職とって、あと教育実習さえ行けば、教員免許が手に入るよ。 実習は不安だけど、あと実習単位だけやし、がんばるわ。。
A子

 

B美
大学1回生 で、結局、「教員免許」は取っといた方がいいんすか? 先輩らの話、ただしんどいことしか伝わらないんすけど。 それと、先輩らみんな、「教師になる」んすか? 教師にならないのに、取ってるんすか? それでもメリットって、あるんすか? 

 

4回生 う~~~ン。。。
A子

 

「教員免許」取得のメリット【教職が得な理由】

「教員免許」取得のメリット【教職が得な理由】

結論から言いますと。

 

結 論!

「教員免許状」は、

教師になる人も、教師になるかどうか迷っている人にも、

大きな【メリット】がある。 取って損はない!

という資格です。

 

スポッとベアー
”「教免」を取る”と決めている人は”教員免許状よりも先に必要なこと”についての記事もご覧ください。
教師になりたい【教員免許状よりも前に必要なもの】教採合格への道
教師になりたい【教員免許状よりも前に必要なもの】

ぼくは、学校の先生になりたい。そのためには、教員免許を取って、採用試験に合格すればいいんだね。C助     スポッとベアーそう。それで学校の先生になれる。流れはシンプル。でも教員採用試験合格 ...

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大学の先輩の目線から見ると

「教師になる気がないのなら、教員免許状は取らない方がいい。」

「取るのに、ずいぶん時間がかかるから、その時間を他の自己投資に回した方がいい。」

 

というように、現在「教免取得中」の学生の意見からすると、「時間がかかる」ことへの助言にとどまると思います。

 

本当に、「教員免許状」は取ってもメリットの少ない資格なのでしょうか。

 

そうは言っても、人生は長い。

もう少し、長い目で教員免許状の「価値」について考えます。

 

教員免許状の種類について

教員免許状の種類について
普通免許状
特別免許状臨時免許状
幼稚園教諭免許状
専修・一種・二種制度無し「教育職員検定」を経て、都道府県教育委員会が授与したものに対し、基本3年有効
小学校教諭免許状専修・一種・二種社会的経験のあるものに対し、「教育職員検定」を経て、都道府県教育委員会が授与したものに対し、基本10
中学校教諭免許状専修・一種・二種
※各教科科目ごとに
【国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、保健、技術、家庭、職業、職業指導、職業実習、外国語、宗教】
高等学校教諭免許状専修・一種
※各教科科目ごとに【国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、工芸、書道、保健体育、保健、看護、看護実習、家庭、家庭実習、情報、情報実習、農業、農業実習、工業、工業実習、商業、商業実習、水産、水産実習、福祉、福祉実習、商船、商船実習、職業指導、外国語、宗教】
※以下、一種のみ
柔道、剣道、情報技術、建築、インテリア、デザイン、情報処理、計算実務
特別支援学校教諭免許状専修・一種・二種
※領域に関するものあり
制度有り
※自立教科のみ
養護教諭免許状・
栄養教諭免許状
専修・一種・二種
※学校種、教科種の区別無
制度無し

 

平成31年 文部科学省 教員免許制度の概要 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/1339300.htm

現在、教員免許は3種類あります。

普通免許状 =大学や短大へ通い、教職課程の単位を履修し、取得する免許。一般的な免許。

特別免許状 =社会経験による実績のある人に授与される。小学校でも、教科ごとに授与される、特別な免許。特殊科目の多い「高等学校」に多く発行される。

臨時免許状 =東京や大阪などの大都市部では少ないが、普通免許状の保持者が少ない地域、確保の難しい地域で多く発行されている。

 

 

これらの、どの免許状を用いても、教職に就くことができます。

 

ただし、上記の3種類の免許状に、1点だけ大きな違いがあります。

 

3種の教免、最大の違いは

普通免許状 =日本全国で有効

特別免許状・臨時免許状 =授与された都道府県のみで有効

 

という点。

これは、「日本全国」で使えるというのは、

些細なことに見えるが、教員免許を取得する上で、大事なポイントなのです。

 

 

「教員免許状」取得 メリット・デメリットは?

「ザ・教員免許状」取得するメリット! ベスト5!

1.単位履修に、余計な大学の授業料の上乗せがない

ほとんどの大学では、教職課程を履修しても、授業料がアップすることはないはず。

通常の授業料内で、履修するかしないかを考えることができる。

 

教科書代や、実習に必要な諸費用などはかかるだろうが、授業料に比べると微々たるもの。

「教員免許状」は、教職課程が履修できる大学に入学しさせすれば、取得の道が選べるし、

コスト的には取った方が絶対お得だ。

 

2.教師以外にも、学校関係の仕事につきやすい

学校で教師をするには、必ず必要な「教員免許状」。

あまり表立っては見えにくいが、学校には、「教諭」以外の立場の人も働いている。

 

・講師(※これは、教員免許必須) =常勤講師で仕事に就くと、月給も教諭とほぼ変わらず、勤勉手当(ボーナス)も支給される。

非常勤講師は、時間数講師にあたるので、授業時間×賃金、が支給されるが、非常勤講師の掛け持ちや、副業なども可能。

・学習支援員(※教免不問) =授業や学習において、個別のフォローが欲しい児童生徒を支援する仕事。授業に入り込み、教科担当者が授業している内容をわかりやすくかみくだき、個々のつまずきに合わせて学習支援したり、個別課題を用意したりして児童生徒をサポートする。

・特別支援教育支援員(※教免不問) =主に特別支援の児童生徒の支援を行う。授業内での学習支援や、生活支援などを行う。

・実習助手(※教免不問) =専科の高校(工業など)で、生徒の実験実習の補助をする仕事。

・寄宿舎指導員(※教免不問) =学校に併設されている寄宿舎において、児童生徒の起居を共にし、日常生活の世話や指導に携わる仕事。

(※教免不問)は、法令上は教免は要らない。ただし、それぞれの自治体の雇用条件に定められている場合は、必要となる場合がある。

 

これらの職種は、「教員免許は不問」となっているが、教員免許がある人の方を優遇する傾向はあるでしょう。

教免所持、というだけで、それだけの力を持っているとみなされるからだ。

学校の職に携わるなら、やはり有利だ。

 

3.教育関連の企業、教育図書の出版社などで有利

教育関連の企業とは、塾や塾以外の学習サービス(通信制、地図や立体図形等の教具作成等)を行っている企業、

また英会話スクールやスポーツインストラクターなどがある。

人にものを教える、ということ主にしている業界のことをイメージするとよいでしょう。

 

教育図書の出版社とは、教育関係全般の出版物を扱う会社。

語学の学習、受験問題集、教育関連の書籍などを扱う会社。

 

また、最近では、オンラインによる学習サービスプログラムを発信している会社もある。

 

これらの企業からは、「学校のことを知っている人」「人にものを教える観点で考えられる人」というように受け取られ有利。

また、教員免許を取りきるまで、しっかり学生生活に努めたという証にもなるでしょう。

 

4.人前で話せると思われる

誰しも人前で話すことは、気構えものあり、緊張するもの。

そんなとき、「教員免許」を持っている人、というだけで、

「人前で話せる人」、さらに、「人前で話すのがうまい人」だと思われる。

人によっては、幸か不幸か……、となるかも知れませんが。

プレゼンテーション、進行、など発信力が必要な場では、求められることがある。

 

5.その他、就職など面接で目を惹く

就職試験を受ける際、「教員免許保持」と書いていると面接官の目を惹き、印象に残ります。

その時、注意しておくことは、

「なぜ、教師にならなかったのか。」

という質問に対する答えを用意しておくこと。

 

面接官からすると、教員免許を持っている人が、

どうしてうちの企業を選んで受けに来たのか、という所が知りたいはず。

 

その答えによっては、採用企業に良い印象を与える結果につながるでしょう。

 

もしも、「教師にならなかった理由」がはっきり答えられそうにない場合は、

「教員免許保持」をアピールしない方が無難かも知れません。

 

これまで、5つのメリットについて書きました。

 

教員免許を取るということは、

実際に「教師になる」以外の場面でも、効力を発揮します。

 

しかし、デメリットもあるはず。

そんなデメリットについて記します。

 

 

教員免許状、取得のためのデメリット

1.教職課程の履修に時間がとられる

教職を履修すると、なんせ時間がとられます。

他の学生たちが、楽しく遊んでいる間も、単位履修のために講義を受けなけらばなりません。

多いときは、夏休みや土曜日などの授業で、単位を取る年もあるかも知れません。

土曜日の授業は、大学生にとって苦痛ですね。

 

また、介護体験実習や教育実習など、学外での実習単位も必要となるので、

学生生活は忙しくなります。

しかし、バイトができないほど忙しくはならないので、

迷っている人は単位取得していても損はないでしょう。

 

2.教員志望でなくても、教育実習には行かなければならない

教員免許の取得につきものなのが、「教育実習」です。

だいたい2週間~4週間の間、母校や紹介先の学校に行き、実習をしなければなりません。

授業だけでなく、子どもや生徒と接することも、「教師」側の立場では、初めての経験となるでしょう。

 

4年間の学生生活に慣れてしまっているせいもあり、

教材研究や、職場での気疲れなど、比較的過酷な期間となる人が多いです。

「教員免許」を取る人は、だれもが通る道となっています。

避けて通る方法はありません。

しかし、実習後は、「行ってよかった」「教師になろうかな」という心づもりが固まる人も多くいます。

過酷とはいえ、充実した期間にともいえるでしょう。

 

 

3.10年ごとに免許更新をしなければならない

※2021年7月の発表で2022年度に教員免許制度は「廃止する」方向へ向かうと文科省から発表がありました。

現在、教員免許は、「更新制」となっており、10年ごとに1度、更新講習を受けなくてはなりません。

制度なんで仕方ないですね。

 

費用は、講義を受講する大学によってもまちまちですが、

だいたい2~4万の自費がかかります。

 

更新のための単位を取得する「大学」や指定団体の「講義」は自分で探さなければなりません。

 

免許更新には、手間と費用がかかりますが、

久しぶりに受講する大学の講義はわりと新鮮で、

新しい教育時事なども知れて、個人的にはわりと楽しく単位取得しました。

 

※免許更新について一部補足

教員免許取得から10年たっても、教職についていなければ、免許は失効しません。

取得から10年以上経過している場合は、教職に携わる前に、「免許更新講習」を受ければ、そこから10年が起算されます。

 

文部科学省 教員養成及び免許制度に関する資料 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/126/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/08/26/1736313_7.pdf

文部科学省 教員免許更新制 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/koushin/index.htm

 

 

デメリットもあるが、「教員免許」は持っておいた方がいい

「教員免許」は持っておいた方がいい

人は、目の前にある損得で動くことがしばしばあります。

 

いま、しんどいから。

それは、楽しそうだから。

いま、急いでいたから。

なんだか、得しそうだったから。など。

 

刻々と変化していく世の中ですが、

できるだけ長い目でものごとを捉えておく方がいいでしょう。

この先、何十年生きていくうえで、どんな変化がおきるかわかりません。

 

もしかしたら、「心境の変化」もあるかも知れません。

 

持っていても、「荷物」になるものでもない。

取れる環境にいて迷っている人には、取得を是非ともおすすめします。

 

 

一目でわかる「教員免許」取得のメリットとデメリット まとめ

 

社会情勢が急に変化することが、珍しくない時代になっています。

 

別に、「教員免許」を取ったからといって、すぐに「教師」にならなくてもいいでしょう。

 

もしかしたら、ずっと使うことなく生きていくかも知れません。

 

でも、教員免許の効力は「実用」していなくても、発揮される場があるかも知れません。

そして、「保持」しているだけで、「保険」のような安心感もあるかも知れません。

 

生きていると「心境の変化」がついてきます。

あの時、取っていたら良かった。と思うかも知れません。

 

何よりも、教職課程は、あとから取ろうとすると費用もかさむし、時間も余分にかかり、大変です。

 

履修単位数は増えるけど。

とはいえ大学生には時間がたくさんあるのです。

あとから、「仕事しながら取る」なんてことになるともっと大変です。

 

友だちとの付き合いで履修し始めた人は、

一度履修し始めたら、絶対途中でやめない方が良い。

 

その理由は、1年履修したら、なんとなく気づくはずです。

途中で辞めることほどアホらしいことはありません。

 

単位を取るのは大変ですが、1年履修したら、

「辞めずにやりきろう」と心に強く誓いましょう。

 

大学生の間は、周りに楽しそうなことがたくさん見えますが、

「教職」に時間を注いでも、時間に余裕はあるはずです。

 

学生の目線で、「履修が大変。時間がとられる」と目先の理由で簡単に判断しないことが大切です。

 

人生トータルで、長い目で見て「教員免許状」を手に入れましょう。

教員免許状には、隠されたメリットもありますので。

 

※ちなみに、「教員免許の裏ワザ」についてはnoteで公開中です。

 

つづきはnoteに掲載しとります
サンタ

 

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